(株)明電舎は、シンガポールにある同社の現地法人(明電シンガポール)が、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)より、マイクログリッド実証プラントを一括受注したと発表した。この実証プラントは、シンガポール政府が進める未来のエネルギー技術開発のための国家プロジェクトの一環として位置づけられ、A*STAR傘下の化学工学研究所により設立された電力研究センター内にマイクログリッドを建設した上で、複数の多様な分散電源のネットワーク化を想定し、実際にシンガポール電力の系統に連系する研究を行う。同プラントは、メイングリッド3回線設備と数種の再生可能エネルギーを含む分散電源、さらには電力系統および風力発電などをそれぞれ模擬する試験用グリッドで構成される。また、同プラントの制御の中核となる系統安定化制御および需給制御を実現するための高速・高機能のコンピュータシステムを導入することにより、マイクログリッドシステム全体の運用状態が、A*STAR本部でも監視可能となるという。
情報源 |
(株)明電舎 ニュースリリース(PDF)
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機関 | (株)明電舎 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 分散型エネルギー | 電力系統 | シンガポール | マイクログリッド | 明電舎 | シンガポール科学技術研究庁 | A*STAR |
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