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 三菱重工グループ会社、神奈川県相模原市から一般廃棄物焼却施設の基幹的設備等改良工事を受注

発表日:2017.11.09


  三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)(MHIEC)は、神奈川県相模原市から、一般廃棄物焼却施設「北清掃工場」(緑区)の基幹的設備等改良工事を受注したと発表した。同施設は、三菱重工業の設計施工により1991年に完成したもので、処理能力450トン/日のストーカ式焼却炉設備および処理能力85トン/日(5時間)の粗大ごみ処理施設(破砕設備)で構成され、2,500kWの発電能力を備えている。今回の工事では、経年的に劣化した焼却施設の受け入れ供給設備、焼却設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、通風設備、灰出し設備、給水設備、電気設備、計装設備などを対象に主要機器の更新等を行う。また、通風設備の消費電力の低減を図るほか、各種電動機に高効率モーター等を採用することによる省エネ化、さらには蒸気タービンの出力(発電量)を2,625kWに増大させることにより、CO2排出量を年間約10%削減することで地球温暖化抑制にも貢献するという。なお、完成は2021年3月の予定。

情報源 三菱重工環境・化学エンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード 省エネルギー | 焼却施設 | 長寿命化 | 一般廃棄物 | 焼却炉 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング | 相模原市 | MHIEC
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