環境省は、平成29年12月12日にパリで開催された「気候変動サミット(One Planet Summit)」結果概要を公表した。同サミットは、フランス大統領府・国連・世界銀行が主催したもので、マクロン仏大統領、グテーレス国連事務総長をはじめ、首脳級59名を含むハイレベル125名が参加し、日本からは河野外務大臣、とかしき環境副大臣が参加した。首脳や閣僚級による議論を通じて、パリ協定が不可逆的であり、パリ協定に対する支持拡大の気運を維持すべきこと、気候変動対策のための資金フローや資金のグリーン化を促進する優良事例の共有の重要性について、各国の理解が進んだ。また、各国からは、気候資金の調達や効果的な財政手段の拡大のための新たな取組が紹介されたほか、低炭素で気候に強靱な経済への移行を加速させるための様々な事業が紹介された。なお、同サミットに合わせて、パリ及びその周辺で気候変動(特に投資・金融)をテーマとする関連イベントが11日及び12日に開催されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | 国連 | 気候変動 | フランス | 世界銀行 | グリーン化 | 資金 | パリ協定 |
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