環境省は、化学物質の環境リスク初期評価(第16次とりまとめ)の結果を公表した。環境リスク初期評価は、化学物質による環境汚染を通じて人の健康や生態系に好ましくない影響が及ぶことを未然に防止するために実施しているもので、多数の化学物質の中から相対的に環境リスクが高い可能性がある物質を、科学的な知見に基づいて抽出するための初めのステップとなる。今回のとりまとめでは、環境リスク初期評価(健康リスクと生態リスクの双方を対象)を11物質、生態リスク初期評価を1物質について実施。その結果、生態リスク初期評価で5物質(銀及びその化合物、ジオクチルスズ化合物、ジブチルスズ化合物、ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、クラリスロマイシン)が「詳細な評価を行う候補」とされた。当該物質については、関係部局との連携の下で、詳細な評価の実施を含めた対応を図るという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 化学物質の環境リスク初期評価関連 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 生態系 | 化学物質 | 環境省 | 環境リスク | 健康リスク | 環境汚染 | 生態リスク | 初期評価 |
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