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 環境省、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成20年度調査結果を公表

発表日:2009.06.04


  環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成20年度調査結果を取りまとめた。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上等を目的として昭和50年度から実施しているもの。今回、重金属類(カドミウム、鉛、砒素及びカルシウム)を調査項目とした廃棄物(ばいじん)溶出液試料、重金属類(クロム及びほう素)を調査項目とした廃棄物(下水汚泥)試料、有機スズ化合物及び有機塩素化合物を調査項目とした模擬水質試料、ダイオキシン類を調査項目とした廃棄物(ばいじん)試料を対象として分析機関の調査を行った。その結果、地方公共団体が91機関、民間が382機関から回答があり、全体的な調査結果は、良好若しくは相応な精度であったという。特に昨年度からの追跡調査として実施した水質試料では、昨年度より低濃度で共存物質の添加もあったにも関わらず、精度は昨年度同様、良好な結果であったという。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 環境測定分析統一精度管理調査
機関 環境省
分野 大気環境
水・土壌環境
キーワード 環境省 | 下水汚泥 | 水質 | 廃棄物 | 環境測定 | 環境分析 | 精度管理 | ばいじん
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