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 環境省、茨城県東海村で確認されたアカカミアリへの対応状況を発表

発表日:2018.05.25


  環境省は、茨城県那珂郡東海村で発見された特定外来生物アカカミアリ(Solenopsis geminata)への対応状況を発表した。平成30年5月22日に、同村の倉庫敷地に搬入された貨物の開梱中に、運送事業者によりアリ(約30個体)が発見された。当該貨物は、インドネシアのスカルノハッタ国際空港(ジャカルタ郊外)より成田国際空港に到着し、その後は陸路にて同地に移送されたもの。運送事業者から茨城県生物多様性センターに連絡があり、アカカミアリの疑いがあったため同省の関東地方環境事務所に通報後、同年5月24日にアカカミアリであることが確認された。発見時に全て殺虫処理が行われており、女王アリは確認されていない。発見地点周辺にベイト剤(殺虫餌)を設置し、引き続き防除を実施しており、周辺では他の疑わしいアリは確認されていないという。

情報源 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | インドネシア | 成田国際空港 | アカカミアリ | 茨城県東海村内 | 種の同定の結果 | カルノハッタ国際空港 | ベイト剤(殺虫餌)
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