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 環境省、大阪市および岸和田市におけるヒアリ確認事例を発表

発表日:2018.06.16


  環境省、大阪府大阪市および岸和田市において発見された大量のアリが、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)であったことを発表した。中国の蛇口港を出港し、香港港を経由して大阪港で陸揚げされ、陸路で岸和田市に移送されたコンテナから、平成30年6月15日にヒアリと疑わしいアリが100個体程度発見された。その時点で事業者は近畿地方環境事務所に通報したが、当該コンテナを密閉して大阪港に返送したコンテナ内からヒアリと疑わしいアリが1,800個体以上残存していることが同事務所と大阪市により確認された。発見場所2箇所では、殺虫処理、周辺の確認、殺虫餌(ベイト剤)および粘着トラップの設置が行われており、平成30年6月16日に専門家により当該アリがヒアリであることが確認された。ヒアリ確認までの間、事業者の作業員1名が2箇所、地方環境事務所の職員が1箇所ヒアリに刺されたが、両者は痛みがあったが医療機関は受診せず、今のところ健康上の支障は生じていないという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 大阪府 | 特定外来生物 | コンテナ | ヒアリ | 粘着トラップ | 種の同定 | 殺虫餌(ベイト剤)
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