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 環境省、横浜港におけるヒアリ確認状況を公表

発表日:2020.06.11


  環境省は、横浜港南本牧ふ頭のコンテナ内及び本牧ふ頭D突堤において特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。令和2年5月25日に中国の黄埔港で積み込まれ、5月31日に横浜港で陸揚げされ、小田原市内で貨物を搬出の後、横浜港へ返却されたコンテナ内から、6月4日にヒアリと疑わしいアリが発見されたため、専門家による種の同定の結果、特定外来生物であるヒアリと確認された。確認された個体については、横浜市職員がコンテナ内を密封してくん蒸処理を実施し、殺虫餌(ベイト剤)及びトラップを設置、あわせて、本牧ふ頭D突堤内のコンテナが置かれた場所にトラップを設置しており、新たなアリは確認されていない。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年6月11日現在で16都道府県、計50事例である。同省は、引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査を横浜市等と協力して実施するとともに、周辺の確認調査を実施する予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 特定外来生物 | コンテナ | 横浜市 | 横浜港 | ヒアリ | ベイト剤 | トラップ | 黄埔港 | くん蒸処理
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