環境省は、平成30年度低炭素・資源循環「まち・暮らし創生」FS委託業務の採択案件を発表した。同事業は、福島復興再生特別措置法に基づく特定復興再生拠点区域を対象に、地域全体の復興と低炭素化の両立に向けた取り組みを推進するため、環境再生業務と連携しつつ、「低炭素の支援を最大限ビルドインした復興の絵姿(復興×低炭素まちづくり」計画)」を描くことを目的とするもの。平成30年3月7日~4月6日までの間に応募のあった8件について、外部専門家からなる審査委員会における審査を行い、パシフィックコンサルタンツ(株)、公益社団法人日本交通計画協会、株式会社国際開発コンサルタンツが共同で実施する企業バス等による輸送効率化・CO2削減効果・地域の生活を支える交通手段確保方策の検証など、4件を採択し、各案件の業務委託契約を締結したという。