旭化成ケミカルズ(株)は、フィリピンマニラ市におけるアジア最大規模の膜式水道浄水設備に、同社の水処理用中空糸ろ過膜が採用されることが決定したと発表した。今回採用されたのは、主に水処理、工業用プロセスおよび膜分離活性汚泥法(MBR)などの分野で使用される中空糸ろ過膜で、孔径に応じてMF膜とUF膜の2タイプがある。特に水処理用途のMF膜は、物理的強度や耐薬品に優れるポリフッ化ビニリデン(PVDF)製中空糸で、PVDF膜の中でも独自の製膜技術により高い長寿命化を実現しており、世界の600箇所以上の膜式浄水設備での採用実績があり、世界No.2のシェアを有している。今回採用された、アジア最大規模の膜式水道浄水設備(100,000m3/日)では、塩分を含んだ水(かん水:Brackish water)をMF膜とRO膜(逆浸透膜)で処理し、マニラ市民に高品質の水道水を供給するという。
情報源 |
旭化成ケミカルズ(株) プレスリリース
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機関 | 旭化成ケミカルズ(株) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 水処理膜 | MF膜 | RO膜 | 膜分離活性汚泥法 | 旭化成ケミカルズ | MBR | 水道浄水設備 | フィリピン | 中空糸ろ過膜 | PVDF |
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