三菱レイヨン(株)は、北京碧水源科技股份有限公司(オリジン社)と、中国江蘇省無錫市に、下排水処理用中空糸膜の製造・販売および膜エレメント加工・販売を行う合弁会社「無錫碧水源麗陽膜科技有限公司」を設立することで合意したと発表した。同社は拡大を続ける中国の下排水処理市場において、中空糸膜および中空糸膜を使用したMBR(膜分離活性汚泥法)システムを柱に事業を展開している。一方、合弁パートナーのオリジン社は、同社の中空糸膜の販売先で、同社膜の豊富な使用実績を持ち、また中国国内で圧倒的に高い大型MBR案件受注力を持っている。今回設立した新会社では、同社の技術による高品質な膜の安定生産・供給能力の拡大と、オリジン社のMBR案件受注力及び膜販売力を組み合わせることで、急成長を続ける中国の排水処理市場でのトップシェア獲得を目指すという。なお、稼働開始は2012年3月の予定。
情報源 |
三菱レイヨン(株) ニュース
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機関 | 三菱レイヨン(株)(現:三菱ケミカル(株)) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 水処理膜 | 下水処理 | 三菱レイヨン | 膜分離活性汚泥法 | 排水処理 | 中空糸膜 | 中国 | MBR | 合弁会社 | 無錫市 |
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