環境省は、カーボンプライシングに関する公開セミナーの開催情報を紹介した。「カーボンプライシング(炭素の価格付け)」は、パリ協定の発効以降、世界が注目している温室効果ガス排出削減対策のひとつ。東アジア地域の協定締結国(日本、中国、韓国)において排出量取引制度が整備されつつあるなか、3か国の研究機関は「日中韓カーボンプライシング・メカニズム・フォーラム」を立ち上げ、2016年からカーボンプライシング関連セミナーの開催などに取り組んでいる。2018年(第3回)のフォーラムは、10月22日に東京都下で開催される。日本の学識経験者による基調講演、同省および中韓の環境行政機関によるカーボンプライシングに関する取組の紹介、日中韓の研究者等によるパネルディスカッションなどが予定されている(主催:(公財)地球環境戦略研究機関)。