環境省は、「パリ協定6条実施パートナーシップセンター」を立ち上げる。パリ協定6条の実施により、脱炭素市場や民間投資が活性化され、世界全体の温室効果ガスの更なる削減のほか、経済成長にも寄与することが期待されており、6条を実施するための各国の体制整備や知見の共有等が課題とされている。同センターの立ち上げにより、国際的な連携の下、パリ協定6条ルールの理解促進や研修の実施等、各国の能力構築を支援する活動を更に推進していく。同センターの事務局は、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)が担い、今後、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局や世界銀行といった国際機関等とも連携し、同センターの事務局運営体制を構築し、能力構築に向けた支援策の具体化を行い、令和5年のCOP28をめどに世界に向けて発信する予定となっている。同センターの活動内容は、承認、報告、記録個別の能力構築ツールの開発、各国のニーズに応じた個別の支援パッケージの作成、能力構築支援に関する情報収集・発信、パートナーシップ事務局としての運営業務となっている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 温室効果ガス | 世界銀行 | UNFCCC | 地球環境戦略研究機関 | IGES | 国連気候変動枠組条約 | COP28 | パリ協定6条実施パートナーシップセンター | 脱炭素市場 |
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