宮城県は、平成29年度の県内事業場のダイオキシン類の測定結果を公表した。これは、県内事業場(仙台市内を除く)から排出されるダイオキシン類に関し、1)ダイオキシン類対策特別措置法に基づく事業者による測定、2)同法の特定施設に対して県が実施した立入検査、の結果をとりまとめたもの。1)では、大気基準適用施設78事業場、水質基準適用事業場4事業場、最終処分場29施設から報告があり、いずれも基準に適合していた。2)では、大気基準適用施設(排出ガス測定)である製鋼用電気炉1施設、廃棄物焼却炉10施設、および水質基準適用施設(排出水測定)であるパルプ製造用塩素漂白施設1施設の立入検査を実施し、いずれも排出基準に適合していた。