東京ガス(株)は、平成21年8月1日に台所設置用のタッチパネル式リモコンを発売すると発表した。同社は、家庭部門のCO2排出量削減への取り組みの一環として、平成18年4月から、家庭のエネルギー(ガス、お湯、電気)の使用量、料金目安、CO2排出量などを表示できる給湯器リモコンを販売しているが、今回、より操作しやすく見やすい画面で、家族で楽しみながらゲーム感覚で使用でき、日々の生活での省エネ・省CO2を促進するものとして開発した。同製品は、省エネ・省CO2目標値を設定し、エネルギーの使用量が目標値に対して少ない(達成度が高い)とキャラクターが微笑んだ表情や笑った表情になり、使用量が目標値に対して多い(達成度が低い)と困った表情や怒った表情になる。エネルギー使用状況の「見える化」には5%から15%の省エネ効果があると言われており、同製品は「見える化」のさらなる充実策として、家庭部門のCO2排出量削減への貢献が期待できるという。