環境省と国立環境研究所(NIES)は、「生態毒性予測システム(通称:KATE(ケイト))のインターネット版「KATE2017 on NET正式版」を公開した。KATEは、生態毒性QSAR(定量的構造活性相関)モデルのひとつで、化学物質の構造式等を入力することにより、魚類急性毒性試験の半数致死濃度、ミジンコ遊泳阻害試験の半数影響濃度等を予測するシステムとして利用されてきた。今回公開した「KATE2017 on NET正式版」は、平成23年に公開した「KATE on NET」の機能を充実させ昨年度から公開している「KATE2017 on NETβ版」の正式版ある。「KATE on NET」に搭載されていた魚類及びミジンコの急性毒性予測の機能に加え、藻類に対する毒性や3種の慢性毒性予測の機能を追加したほか、QSARモデルの改良及び複数物質の予測機能の追加等を行っている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
国立環境研究所 報道発表 |
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機関 | 環境省 国立環境研究所 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 環境省 | 国立環境研究所 | 生態毒性 | KATE | 定量的構造活性相関 | 魚類急性毒性試験 | 半数致死濃度 | ミジンコ遊泳阻害試験 | 半数影響濃度 |
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