新日本石油(株)、日本電気(株)(NEC)及び日本ユニシス(株)は、経済産業省・資源エネルギー庁の委託を受け、電気自動(EV)に対応した急速充電サービスの実証実験を行うと発表した。新日本石油は、経済産業省「EV・pHVタウン」の選定自治体である東京・神奈川を中心に全国22ヶ所のサービスステーション(SS)に急速充電器を設置、電気自動車を20台導入して、急速充電サービスを提供。また、SSを拠点としたEVによるカーシェアリングサービスの提供、福岡県のSSでの太陽光発電による急速充電器への電力供給を行い、技術的課題や経済性を調査・検証する。NECは、急速充電サービスの提供を主に担当し、ハードウェア(急速充電器)およびソフトウェア(認証・課金システムおよび制御システム)の提供を行う。日本ユニシスは、カーナビ等を活用した充電器設置情報・空き情報の提供を主に担当し、これらの情報をカーナビで把握できるシステムを開発するという。