(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、再生可能エネルギーを大量に導入する際の懸念事項や課題の克服に向けた「系統安定化技術」の開発に着手すると発表した。「再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発(事業期間:2019~2021年度)」において、太陽光発電などの大量導入時に想定される発電機の慣性力の低下や、電力品質の低下などに関する基盤技術の開発を行う。「慣性力等の低下に対応するための基礎技術の開発(東京電力ホールディングス(株)ほか7社、3大学)」、「配電系統における電圧・潮流の最適な制御方式の開発((一財)電力中央研究所ほか2社、2大学)」および「高圧連系PCSにおける電圧フリッカ対策のための最適な単独運転検出方式の開発(東京電力パワーグリッド(株)ほか1社)」を採択し、電力系統を安定化し、停電などを増やすことなく、再生可能エネルギーの導入拡大を図るという。
情報源 |
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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機関 | (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | NEDO | 電力中央研究所 | 東京電力ホールディングス | 東京電力パワーグリッド | 系統安定化技術 | 慣性力 | 電圧フリッカ |
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