国土交通省は、「次世代自動車導入加速モデル事業」の全国初の実施地域として、平成21年9月1日に広島市を指定すると発表した。同省は、これまでCNGバス・トラック、ハイブリッドバス・トラック等に対する車両導入補助を実施するとともに、「CNG車普及促進モデル事業」として、運送事業者等が行うCNG車普及に取組む地域を支援してきた。そして、平成21年度から同事業を強化し、「次世代自動車導入加速モデル事業」制度として、対象車種をCNGバス・トラックに加えハイブリッドバス・トラック、電気自動車にも拡充し、これら車両の導入について先進的な取組を行っている地域をモデル地域として指定し、積極的に支援していくという。なお、今回同事業の実施地域に指定された広島市では、平成21年7月に同市を中心とする協議会を設置し、平成23年度までの3ヶ年で212台の次世代自動車(CNG車、ハイブリッド車)導入等を目標としている。