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 NEDO、再エネ熱利用技術の普及に向けた取組(目標年次:2023年度)を紹介

発表日:2019.07.22


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、再生可能エネルギー熱利用技術の普及拡大に向けた新規プロジェクト(事業期間:2019~2023年度)の概要を紹介した。「再生可能エネルギー熱」については、国の第4次エネルギー基本計画において二次エネルギー構造のおける重要性が示され、続く第5次基本計画(平成30年7月)でも地中熱や太陽熱などの有効活用が求められている。NEDOは、自然界に常に存在し、地域偏在性が少ない熱源であるにもかかわらず、普及が図られていない再生可能エネルギー熱について、利用設備のトータルコスト20%削減を目指したプロジェクトに取り組んできた(事業期間:2014~2018年度)。今回、さらなる低コスト化を実現するために、トータルコスト30%以上低減や、投資回収年数8年以下といった目標を掲げ、事業者コンソーシアムに対して地中熱利用ヒートポンプシステム等に関する研究開発2件、太陽熱等利用システムの高度化に資する技術開発1件を委託し、実用化への道筋や普及方策をとりまとめた行動計画の作成なども進めていくという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 地中熱 | NEDO | 太陽熱 | 再生可能エネルギー熱 | 再生可能エネルギー熱利用技術開発 | 再生可能エネルギー熱利用にかかるコスト低減技術開発 | ヒートポンプシステム
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