神奈川県は、全国初の試みとなる電気自動車(EV)シェアリングモデル事業をスタートすると発表した(期間:平成21年9月19日(土)~平成22年3月19日(金))。同県は、地球温暖化の防止など「環境・資源問題」の解決に有効なEVの普及を推進するため、「2014年度までに県内EV3,000台の普及」を目標に、さまざまな施策に取り組んでいる。今回、平成21年7月から市販されているEVを、平日は同県の業務に使用し、土・日・祝日は一般の県民が、レンタカーとして気軽に利用できるモデル事業を実施する。同モデル事業により、同県による平日の利用が担保されることで、休日のレンタル料金を、通常のガソリン車並みにすることを可能とし、多くの県民にEV体験の機会を創出するという。今後、同モデル事業を通じて、レンタカー会社によるEV導入促進と、民間企業等によるEVを使用したシェアリングへの参入を期待する。