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 茨城大など、「サラブレッド堆肥エコシステムプロジェクト」を発足

発表日:2019.10.31


  茨城大学は、茨城県南地域の農業従事者や民間企業などと共に「サラブレッド堆肥エコシステムプロジェクト」を発足したと発表した。同県南地域の美浦村には、競走馬の調教拠点があり、その周辺は多くの競走馬の育成牧場を有す。これら牧場で発生する馬糞の処理には大きなコストがかかり、また、その馬糞の堆肥化過程において雨水等で成分が地中へ浸透し、霞ヶ浦などの水質汚染の一因になると考えられている。同大学は2018年、土壌改良などの事業を手がけている(株)リーフ(茨城県つくば市)と共に、堆肥作りに取組み、製品化するに至った。今回、大量の馬糞を短期間で堆肥化し、地域で活用するサイクルの確立を目指し、同プロジェクトを発足し、本格的な事業着手することとした。サラブレットの馬糞を地域の重要な資源として活用し、育成牧場における馬糞処理のコスト削減と霞ヶ浦の水質汚染の抑制が期待されるという。

情報源 茨城大学 NEWS
機関 茨城大学
分野 ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード 霞ヶ浦 | 水質汚染 | 茨城大学 | 茨城県 | サラブレッド堆肥エコシステムプロジェクト | 美浦村 | 競走馬 | 牧場 | 馬糞 | 堆肥化
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