東北電力(株)は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託事業として、ウズベキスタン共和国において「省エネモデル事業」を実施すると発表した。これは、日本政府とウズベキスタン政府の共同事業として、首都タシケント市内の熱電併給所において、最新鋭のガスタービン・コジェネレーション設備を導入し、既設の蒸気タービンと組み合わせて高効率の発電を行うもの。同社は、ガスタービンなどの機器の設計・製作・輸送を行い、ウズベキスタン側が実施する建設工事、試運転・実証運転に対して技術指導を行う。同事業の高効率発電で電力を増産することにより、他の効率の低い既設火力発電所の運転を抑制できることから、燃料である天然ガスの消費量を、同国全体で年間2千万立方メートル強(LNG換算:約2万t)削減できる。また、これに伴い同国におけるCO2排出量を年間5万トン-CO2以上削減できる見込みという。
情報源 |
東北電力(株) プレスリリース
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機関 | 東北電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コージェネレーション | 省エネルギー | CO2 | モデル事業 | 東北電力 | 天然ガス | ウズベキスタン | ガスタービン | 熱電併給 |
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