川崎重工業(株)は、同社製ガスタービンの最大出力機種である、30MW級の純国産高効率ガスタービンの開発を完了し、2012年3月より販売を開始すると発表した。このガスタービンは、同社の産業用中小型ガスタービンの開発技術と、航空用ジェットエンジンの高度な要素技術を結集して開発したもの。産業用の30MW級ガスタービンでは世界最高の発電効率40%以上を達成し、同機とガスタービン発電設備・排熱回収ボイラを組合せたコージェネレーション(熱電併給)システムは総合効率83%以上、蒸気タービンとの組合せによるコンバインドサイクル発電プラントは50%を超える発電効率を実現することができるとしている。また、独自開発のドライ低エミッション(DLE)燃焼器により、窒素酸化物(NOx)の排出量を世界最高レベルの15ppm(O2=15%)以下に抑えたという。
情報源 |
川崎重工業(株) プレスリリース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | コージェネレーション | コンバインドサイクル発電 | CO2 | NOx | 発電効率 | 川崎重工業 | 高効率 | ガスタービン | 蒸気タービン |
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