外務省は、平成25年8月22日にウズベキスタンの首都タシケントにおいて、ウズベキスタンに対する円借款「ナボイ火力発電所近代化計画」の供与に関する書簡の交換が行われたと発表した。ウズベキスタンの最大電力需要は2012年に8,020MWに達しているが、国内施設のピーク対応能力は老朽化のために約7,400MWに留まり、電力供給の信頼性が著しく低下している。特に、火力発電所の多くが40~50年以上前の古い設備で、設備更新による電力供給力確保と信頼性向上が急務となっている。今回の計画は、老朽化したナボイ火力発電所の既設発電設備に替え、高効率の熱併給型コンバインドサイクル・ガスタービンを導入するもの。これにより、電力及び熱併給の効率と信頼性が向上し、持続的な経済発展並びに天然ガス消費量及びCO2排出量の削減を通じた気候変動の緩和に貢献することが期待されるという。
情報源 |
外務省 プレスリリース
|
---|---|
機関 | 外務省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 火力発電 | 気候変動 | 外務省 | 天然ガス | ウズベキスタン | ガスタービン | 円借款 | 電力供給 | コンバインドサイクル |
関連ニュース |
|