(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とウズベキスタン政府は、同国内で初の省エネモデル事業を実施することで合意し、2009年7月14日、覚え書きを締結した。この事業は、ウズベキスタンの首都タシケントにある熱電併給所に、高効率の天然ガスタービン発電機と排熱回収ボイラーを組み合わせたコージェネレーションシステムを導入し、世界最高水準の火力発電と同レベルの燃料効率を目指すもの。同システムの導入により、従来同様の蒸気・温水供給を継続しながら、効率的かつ大幅な発電量の増加を実現することができ、その発電量の増加分だけ、効率の悪いその他の既設天然ガス火力等の運転抑制を図ることで、ウズベキスタン全体の燃料消費量が削減できるという。なお、事業期間は5年、総事業費は約38億円になる見通しで、同事業で得られるCDMクレジットは、全量NEDOに移転される予定。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コージェネレーション | 省エネルギー | 火力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | CDM | 天然ガス | ウズベキスタン |
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