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 NEDO、タイで自動車リサイクルシステムの実証運転を開始

発表日:2019.11.22


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、タイのグリーンメタルズタイランド社(GMT)のピントン工場で、自動車解体重機を用いた使用済み自動車(ELV)リサイクルシステムの実証運転を開始したことを発表した。2019年2月8日に、NEDOとタイ工業省(MOI)、工業団地公社(IEAT)は基本合意書を締結。同事業の委託先である豊田通商(株)とともに、フロンや廃油・廃液の回収を解体作業の中に組み込み、トレーサビリティ機能を持つ環境配慮型解体プロセスを導入するほか、自動車解体重機の導入により、解体工程の効率化やシステム化を進め、1日当たり20台を解体処理できる体制を目指すという。タイの廃棄物処理の適正化に貢献するとともに、アジア諸国におけるリサイクルモデルの確立されることが期待されるという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構 豊田通商(株)
分野 環境総合
キーワード リサイクル | NEDO | 自動車 | タイ | 豊田通商 | トレーサビリティ | 重機 | タイ工業省 | 環境配慮型解体プロセス | リサイクルモデル
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