NEDO、タイにおけるELVリサイクル制度導入に向けた実証事業を本格始動

発表日:2019.02.12

(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、タイ王国における使用済み自動車(ELV)のリサイクル実証事業(海外実証)を開始すると発表した。この取組は、「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業(2016~2020年度)」のテーマのひとつで、2017年度は実現可能性調査や、専門家による調査結果の評価などが行われた。NEDOとタイ側の関係機関(工業省、工業団地公社)は2018年度から3年間の事業予定などについて合意し、2019年2月8日に基本協定等を締結した。今後、NEDOの委託予定先である豊田通商(株)が協定付属書に基づき、1)トヨタ自動車(株)のアジア統括会社およびタイ子会社と共に制度設計に向けた検討を進め、2)フロンや廃油・廃液の回収を組み込んだ自動車解体プロセスの導入や、ELVから効率的に有用金属などを回収するシステムに関する実証に取り組む。実証事業を通じて、タイの廃棄物処理の適正化に貢献するとともに、タイ国内で処理できない基板や触媒などの有用資源を日本で再資源化するリサイクルモデルの確立を目指すという。

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