三菱重工業(株)は、エンジン式で世界初となるディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト(荷役性能4.0~5.0トン)を開発し、2009年10月5日から国内向けに販売を開始したと発表した。今回開発したハイブリッドシステムは、同社独自のリチウムイオン電池と高効率モーター、新排ガス規制をクリアしたクリーンな小型ディーゼルエンジンを組み合わせることにより、優れた環境・燃費性能を実現したのが特長。燃費削減率は従来比39%に達しており、排気量も従来比3分の2に抑制してCO2削減にも貢献するという。環境負荷低減のニーズが高まるなか、国内フォークリフト市場ではバッテリー車の比率が過半数を占めている。しかし、荷役性能4.0トン超の重量クラスでは、まだエンジン車の比率が圧倒的に高い。今回の新モデルは、これらの市場動向を踏まえたもので、信頼性と経済性を満足させつつ、大幅な省エネとCO2削減を可能にした。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュース
|
---|---|
機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 燃費 | CO2 | リチウムイオン電池 | 三菱重工業 | フォークリフト | エンジン式 | ハイブリッド | 新排ガス規制 |
関連ニュース |
|