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 林野庁、私有林の所有者と「緑の回廊」設定等に関する協定を締結

発表日:2019.12.17


  林野庁四国森林管理局は、高知県安芸市内の私有林240 haを「緑の回廊」に設定し、管理することについて、所有企業「ニッポン高度紙工業(株)(本社:同県高知市)」および地域の認定NPO法人と協定を締結した。林野庁は、希少な野生生物の生育・生息地等を保護・管理する、保護林を中心とするネットワーク「緑の回廊」の形成に取り組んでいる。同森林管理局は、安芸森林管理署管内の国有林野に「四国山地『緑の回廊』(面積:17,000 ha、延長137 km)」を設定し、森林生態系を構成する多様な野生生物の移動経路の確保に努めてきた。今回、「緑の回廊」の趣旨等に所有企業が賛同し、同森林管理局が私有林(社有林)を「緑の回廊」の設定方針に準じて管理することや、認定NPO法人がモニタリング調査を実施し、3者が情報共有を図りつつ、当該林の取扱い等において連携に努めるといった協定を締結することとなり、令和元年12月19日に高知市内で締結式を開催したという。

情報源 林野庁四国森林管理局 新着情報(プレスリリース)
機関 林野庁四国森林管理局 ニッポン高度紙工業(株) NPO法人四国自然史科学研究センター
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 林野庁 | 野生生物 | 高知県 | 生息地 | ニッポン高度紙工業 | 緑の回廊 | 保護林 | 四国森林管理局 | 安芸市
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