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 伊藤園、緑茶ティーバッグ製品における石化由来プラスチック削減策を紹介

発表日:2020.03.10


  (株)伊藤園は、緑茶ティーバッグ製品のフィルター、個包装および外箱の使用材料を切り替え、石化由来プラスチックの年間使用量を約15 t削減すると発表した。同社は、資源有効利用等に関する環境行動指針を定め、茶殻のリサイクルや、各種容器・包装の再資源化に向けた事業活動を推進している。今回、同製品に、日本バイオプラスチック協会のグリーンプラ認証を取得した微生物産生系・生分解性プラスチック(原料:ポリ乳酸)のフィルターを採用するとともに、ティーバッグの構造を見直し、フィルターの使用量を約50%削減する。また、ティーバックの個包装を紙素材に切り替え、パッケージの外箱にFSC認証紙を使用する。「新・環境にやさしいティーバック」というロゴをあしらった新製品を2020年4月13日より販売し、2021年中を目途として、他の製品でも生分解性プラスチック製フィルターの採用を進めていくという。

情報源 (株)伊藤園 ニュースリリース
機関 (株)伊藤園
分野 環境総合
キーワード ポリ乳酸 | FSC認証 | 生分解性プラスチック | 日本バイオプラスチック協会 | 伊藤園 | 茶殻 | 緑茶ティーバッグ | 石化由来プラスチック | 容器・包装 | グリーンプラ認証
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