環境省は、「環境省レッドリスト2020」とその補遺(ほい)資料を公表した。同リストは、平成24年度に取りまとめられた第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)の5回目の改訂版に相当するもの。今回、74種についてカテゴリーを見直したところ、絶滅危惧種が40種増加し、評価対象種の総数は3,716種となった。同リストに加え、今回見直した74種の評価理由や生息状況等を解説した「環境省レッドリスト2020補遺資料」も作成されているという。