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 三菱UFJ銀行とリコー、サステナビリティ・リンク・ローン契約を締結

  (株)三菱UFJ銀行と(株)リコーは、サステナビリティ・リンク・ローン契約を締結した。サステナビリティ・リンク・ローンは、欧州・中東などの60か国以上の金融機関が加盟するシンジケート団が策定した「サステナビリティ・リンク・ローン原則(SLLP)」に即し、借り手の野心的なサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)の達成を奨励するローン。ESG投融資において先駆的な役割を果たしてきたグリーンローン等と異なり、特定のプロジェクトに限定しない、一般事業目的に使用されることが多く、地球温暖化対策や自然資本の劣化防止に資する事業活動への民間資金導入ツールとして有望視されている。同行は「アレンジャー」として、2019年11月にSLLPによるローン契約を締結している。一方、リコーは2030年のGHG削減目標を大幅に改定しつつ、2022年に8年前倒しで達成するといった野心的かつSBTイニシアチブの「1.5℃目標」認定を取得した環境目標を掲げている。貸し手と借り手のメリットを活かして、脱炭素社会の実現に向けた取組を支援・推進していくという。