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 JICA、ブラジルで植林事業に取り組む製紙パルプ会社への融資を決定

発表日:2020.04.01


  (独)国際協力機構(JICA)は、ブラジルの製紙・パルプ製造会社「Klabin S.A.(クラビン社)」に対し、最大72百万米ドルの融資を決定した。この融資は、米州開発銀行(IDB)グループの米州投資開発公社(IDB Invest)との協調融資による。同社は、植林事業および紙・パルプの製造工程において、南半球初となるFSC認証を取得しており、同社が使用する木材は100%FSCの基準に準拠した植林由来であるといい、外部調達先である木材生産者のFSC認証取得の支援等も行っている。今回の融資で、クラビン社がブラジル南部(パラナ州)に所有する既存の紙・パルプ工場の拡張を行う。この事業は、ブラジルの持続可能な林産業の発展・サプライチェーンの強化に寄与するとともに、気候変動影響緩和に資するものであるという。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 持続可能 | FSC認証 | 製紙 | サプライチェーン | パルプ | 協調融資 | 植林事業 | パラナ州
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