環境省は、汽水・淡水魚類について、第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を公表した。同リストは、日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたもの。今回公表した汽水・淡水魚類において、絶滅のおそれのある種として掲載された種数は167種で、2007年(144種)から23種増加した。平成24年8月に公表済みの9分類群と併せると、絶滅のおそれのある種として第4次レッドリストに掲載された種数は、全10分類群合計で3,597種(これまでは3,155種(第3次リスト:平成18~19年公表))となった。同省では今後、新たなレッドリストの周知に努めるとともに、必要な保護対策について検討していく。また、レッドリスト掲載種について解説したレッドデータブックの改訂作業を進め、平成26年に公表する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 野生生物 | 絶滅危惧種 | 絶滅 | 保護 | レッドリスト | 淡水魚 | 汽水 | レッドデータブック |
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