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 サッポロビール、ベトナムの物流部門でモーダルシフトを推進

発表日:2020.08.17


  サッポロビール(株)は、ベトナム国内におけるビール輸送手段に内航船を使用すると発表した。同社グループは、2011年にベトナム・ホーチミン市に隣接するロンアン省にビール工場を建設し、現地企業と設立した合弁会社の出資持分を高めつつ、ベトナム市場や周辺諸国への展開を本格化している。一方、2017年に環境省の二国間クレジット制度(JCM)を利用した設備補助事業を活用し、ロンアン工場の拡充に合わせて省エネ機器を導入して電力やLPGの使用量削減を図っている。今回、物流部門での環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減を目的に、ホーチミン市とハノイ市の間の輸送モードを長距離トラックから内航海運にシフトする。同社が日本で培ってきた鉄道比率向上に係るノウハウを活かした取組であり、海運比率を高めることで年間のCO2排出量を約450 t(従来比で約64.5%)削減できるという。

情報源 サッポロビール(株) ニュースリリース
〔参考〕サッポロホールディングス(株) サステナビリティ サッポロビールでの取り組み
機関 サッポロビール(株)
分野 環境総合
キーワード モーダルシフト | CO2排出量 | 海運 | 内航船 | ハノイ市 | 二国間クレジット制度 | ホーチミン市 | ロンアン省 | 長距離トラック輸送
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