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 積水化学、国際イニシアチブ「RE100」へ加盟

  積水化学工業(株)は、国際イニシアチブ「RE100」へ加盟した。同社グループは、2020年4月に、今後10年を見据えた長期ビジョンを策定し、ESG経営を中心においた取組を進めている。一方、そうした方向性の下、環境長期ビジョン(目標年次：2050年)、環境中期計画(2020年～2022年度)を策定し、「生物多様性が保全された地球の実現」に向けた重要実施項目と定量的な目標を設定している。今回、重要実施項目のうち「気候変動(購入電力の再生エネルギー比率：20％など)」に関する取組を社会全体で加速するために、RE100へ加盟し、加盟企業、団体と協力した活動も推進していくこととした。具体的な取組として、同社のソーラーパネル搭載住宅の購入者から余剰電力を買い上げ、国内工場での活用を進め、徹底的な省エネおよび自家消費型再エネ電源の導入推進による購入電力の削減および再エネ電力の調達を行う。2030年度までに購入電力の100％を再エネに転換し、2050年度までに事業活動において使用している全てのエネルギーにおけるGHG排出量ゼロの達成を構想している。