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 石塚硝子と王子HD、飲料用紙容器の国内一貫生産体制を整備

発表日:2020.09.18


  石塚硝子(株)(以下「石塚硝子」)と王子ホールディングス(株)(以下「王子HD」)は、かねてから進めていた紙容器関連事業の新会社について、2020年9月23日付で商号を「石塚王子ペーパーパッケージング株式会社」とし、持株比率が石塚硝子60%、王子HD40%になると発表した。両社は、2019年12月に新会社設立に関する「合弁」について基本合意書を締結し、ガラスびんや各種食器、リサイクルPETプリフォーム、飲料用紙パックなどを製造している石塚硝子の「紙容器関連事業」を分社化する方向で協議を進めてきた。今回、2020年6月の取り決めに基づき、簡易吸収分割という形で設立した準備会社の名称などを決定し、合弁事業を本格化する。世界的な紙素材の需要拡大を視野に入れ、経営資源・ノウハウを相互に活用して事業基盤の強化と新製品・新領域の開発するために、主力商品の原材料である「ラミネート原紙」を段階的に王子HD製品に切り替え、抄紙から紙パックまでの国内一貫生産体制の構築を図りつつ、紙容器のリサイクルを通じて循環型社会の実現に貢献していくという。

情報源 石塚硝子(株) ニュースリリース(PDF)
王子ホールディングス(株) news(PDF)
機関 石塚硝子(株) 王子ホールディングス(株)
分野 環境総合
キーワード 循環型社会 | リサイクル | 紙容器 | 石塚王子ペーパーパッケージング | 飲料用紙パック | 分社化 | 簡易吸収分割 | 合弁事業 | ラミネート原紙 | 抄紙
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