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 エア・ウォーターなど、新規メタン発酵システムの特長などを紹介

発表日:2020.11.25


  エア・ウォーター(株)は、グループ会社のエア・ウォーター北海道(株)が(株)北土開発および帯広畜産大学と共に取り組んでいる新規メタン発酵システムの開発成果を紹介した。エア・ウォーター北海道(株)ほか2者は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」・フェーズD(大規模実証研究開発)において、小規模な酪農家(経営規模:飼養頭数100頭前後)が導入しやすい、低コスト・メタン発酵技術の開発に取り組んでいる(事業期間:2018~2020年度)。今回、北海道上川郡清水町において、半固形状のふん尿を加水せずに処理するメタン発酵システムの実証プラントを竣工し、原料投入から発電までの一連のプロセスを確認した結果、メタン組成が約58%のバイオガス精製に成功した。引き続き、長期連続運転による性能評価、蓄電池を組み合わせた地産地消型エネルギーの最適化や再配分にかかる検証、高純度メタンガス由来水素の供給試験等を行うという。

情報源 エア・ウォーター(株) ニュースリリース(PDF)
新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース一覧
機関 エア・ウォーター(株) エア・ウォーター北海道(株) (株)北土開発 帯広畜産大学 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード NEDO | メタン発酵 | 帯広畜産大学 | エア・ウォーター北海道 | 北土開発 | 大規模実証研究開発
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