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 「さあ、福島から水素で未来を紡ごう」ラッピングバス(燃料電池バス)が運行開始―NEDOと東京都が水素の普及でコラボ―

発表日:2024.04.18


  NEDOは、浪江町の子どもたちがデザインしたラッピングバスの運行を開始すると発表した(実施期間:令和7年3月21日まで)。NEDOと東京都は水素エネルギーの普及に向け、活用促進、技術開発推進と社会受容性向上を目的として、「水素エネルギーの普及促進に関する包括的な協定」を締結している。NEDOは、福島県の水素製造施設である「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で、クリーンな水素技術の確立を目指している。これまでFH2Rで生産された水素は、主に福島県内に供給されているが、今後は東京都内でも利用される予定となっている。今回、水素を身近に感じてもらう取組として、都営バスが保有する燃料電池バスに、福島県浪江町の子どもたちがデザインしたラッピングバスを運行する。このラッピングバスは、葛西駅前から錦糸町駅前や一之江橋西詰から葛西臨海公園駅前などの路線を走る。NEDOと東京都は、この取り組みにより、水素エネルギーのさらなる普及拡大に貢献していくとしている。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 地球環境
環境総合
キーワード 東京都 | NEDO | 水素エネルギー | 燃料電池バス | 福島水素エネルギー研究フィールド | FH2R | ラッピングバス | 水素エネルギーの普及促進に関する包括的な協定
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