環境省は、第三次環境基本計画の進捗状況の第3回点検結果を発表した。今回、「都市における良好な大気環境の確保に関する取組」、「環境保全上健全な水循環の確保に関する取組」、「市場において環境の価値が積極的に評価される仕組みづくり」、「長期的な視野を持った科学技術、環境情報、政策手法等の基盤の整備」、「国際的枠組みやルールの形成等の国際的取組の推進」の5分野について、重点的に調査、審議が行われた。大気環境については、Ox(光化学オキシダント)を除き、環境基準の達成率は概ね高い値で、都市域における熱帯夜数は、変動が大きいが改善傾向は認められなかった。また、水質汚濁に係る環境基準の達成率は、湖沼及び閉鎖性海域を除き、概ね高い値となったほか、全般的な評価として、今後は、国民にとって身近な地域ごとの施策から各国と連携した地球規模の施策まで、国民各層の参加も得ながら戦略的に展開すべきこと等が指摘されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 大気環境 | 水循環 | 水質汚濁 | 環境基本計画 | 環境基準 | 光化学オキシダント | 環境情報 | 熱帯夜 |
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