ワタミ(株)は、食事宅配サービスにおけるバイオプラスチック容器回収・リサイクルエリアを九州地方に拡げると発表した。同社は、居酒屋事業のほか、農業や介護・エネルギー関連事業など多角的な経営を行っており、2008年から食事宅配サービスも展開している。2019年5月の愛知県を皮切りに、同サービスに導入しているバイオマスプラスチック容器のリサイクルにかかる取組を22府県で展開している。こうした取組は、環境省の令和元年度「プラスチック等のリサイクルプロセス構築・省CO2化に係る技術実証事業」にも採択され、バイオマス製品の普及に対する功績が高く評価されている。同社が実施しているリサイクルモデルは、弁当容器を回収し、油・コークス・ガスに「ケミカルリサイクル」して、得られた油等を原料として容器を再生するもの。今回、対象地域に九州地方を加えることで、毎日約14万食分(約4.2 t)の容器リサイクルが実現すると試算しており、2022年3月を目標として、47都道府県での展開(年間約6,100万食分・約1,830 t)を目指すという。
情報源 |
ワタミ(株) ニュースリリース(PDF)
〔参考〕ワタミ(株) ニュースリリース(2019年5月9日) |
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機関 | ワタミ(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | ケミカルリサイクル | 回収 | 九州地方 | ワタミ | 食事宅配サービス | バイオプラスチック容器 |
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