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 NTT西日本グループ、ICTを用いた森林測量・解析事業の構築に向けた取組を紹介

  西日本電信電話(株)とグループ会社の(株)ジャパン・インフラ・ウェイマーク(以下「JIW」)は、岡山県真庭市で実施する、ドローンによる広葉樹測量を用いた人工知能による樹種・材積量の視える化についての実証概要を紹介した。実証フィールドに選定された真庭市は、地域の木質バイオマス(丸太)を安定収集する仕組みの構築し、集積基地の整備や、流通・燃料利用にかかる施策を推進している。両社は、丸太に加え、広葉樹を積極的に燃料化していくという気運の高まりや、森林保全・伐採・運搬コストの低減における毎木調査の重要性を踏まえて、実証実験に取り組む。西日本電信電話(株)が全体調整等を、真庭市が資源有効活用モデルの構築等を担い、JIWがインフラ点検で培ったドローン空撮・データ解析ノウハウや、京都大学の研究成果(人工知能モデル)も活用し、空撮・測量データに基づく樹種の自動判別や、樹木サイズの推定結果に基づく材積量算出を試み、解析精度や調査コストを評価するという。