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 JICA、バングラデシュでエネルギー需給の低・脱炭素化を支援

発表日:2021.03.15


  国際協力機構(JICA)は、バングラデシュの「統合エネルギー・電力マスタープラン策定プロジェクト」を支援する。同国政府は、JICAが2016年に策定支援した電力システムマスタープランをはじめ、省エネや国産LNGに係るマスタープランを整備している。しかし、堅調な経済成長に伴い一次エネルギーの需要が大幅に変化し、低・脱炭素に向けた世界的な気運が高まっていることから、省エネマスタープランの見直しやセクターごとに策定されている長期計画の統合が喫緊の課題となっており、「3E+S」を追求したマスタープランの策定が求められていた。今回の支援・協力では、同国の電力エネルギー鉱物資源省(MoPEMR)、関係部局をはじめ、エネルギーに関わる委員会やワーキンググループをカウンターパートとし、エネルギーの安定供給及び経済合理性の確保を前提とし、電力だけでなく、エネルギー全体の低・脱炭素化の推進を目指す。調査団員の派遣、研修員受け入れなどを通じて、政策・計画策定のみならず、エネルギーデータマネジメントに必要な能力開発も行うという。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 環境総合
キーワード 低炭素 | バングラデシュ | 国際協力機構 | 安定供給 | マスタープラン | 脱炭素 | 経済合理性 | 3E+S | エネルギーデータマネジメント
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