環境省は、「クマ類の出没対応マニュアル」を改定した。クマ類(ツキノワグマ、ヒグマ)は、日本を代表する大型動物であり、森林生態系の重要な構成種であるが、クマ類による農作物被害、森林被害、畜産被害、人身被害など、人とクマ類のあつれきが問題となっていることから、同省は2007 年に「クマ類出没対応マニュアル」を作成していた。今回、同省は、近年、人里へのクマ類の大量出没による人身被害が増加しており、人とクマ類のあつれきは一層深刻な状況となっていることから、これまでに蓄積されてきたデータを踏まえ、14 年振りにマニュアルを改定した。近年の傾向である市街地出没についてや、その対応・事例についてなどを追加している。主に地方自治体の担当者を対象に、人とクマ類のすみ分けを進めるための対策や出没した際の対応の要点や事例をとりまとめているが、クマ類に遭遇した際にとるべき行動など、地方自治体担当者以外の方にも参考となる情報も記載されているという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | ツキノワグマ | 地方自治体 | ヒグマ | クマ類の出没対応マニュアル | 作物被害 | 森林被害 | 畜産被害 | 人身被害 | あつれき |
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