(株)伊藤園は、生産活動における水使用量の削減などを盛り込んだ「水資源に関する中長期環境目標」を策定した。同社は、容器包装と気候変動に関する数値目標を掲げたグループ中長期環境目標を2020年11月に公表している。今回、茶葉等の生産・加工、飲料の製造に活用されている「水」を事業活動に「不可欠な資源」と位置付け、製品製造委託先および顧客と協働で水資源の環境負荷低減に向けた取組の一層の推進にコミットした。2030年度の水使用量原単位16%削減(2018年度比)といった数値目標をはじめ、自社および委託先飲料製造工場の水源・流域における保全活動の推進や、事業拠点・原料調達先を含むサプライチェーン上の関係先における水ストレス(指標:1人あたり利用可能水資源量の多寡)・水災害リスクの把握と対策を掲げている。目標達成に向けた具体的な施策として、2010年6月に導入した無菌充填システムによる殺菌剤不使用、冷却水不要(常温充填)方式による製造の拡充などを例示している。
情報源 |
(株)伊藤園 ニュースリリース
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機関 | (株)伊藤園 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 容器包装 | 気候変動 | 水源 | 水ストレス | 水災害リスク | 水使用量原単位 | 1人あたり利用可能水資源量 | 無菌充填システム | 殺菌剤不使用 | 常温充填 |
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