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 環境省、南極条約議定書に基づくニュージーランド・トルコ両政府から送付された環境影響評価書案を公表

発表日:2021.04.19


  環境省は、ニュージーランド国政府およびトルコ国政府から、「環境保護に関する南極条約議定書」に基づく基地の建設及び運用に関する包括的環境影響評価書案の送付を受けて、これを公表し、当該評価書案に対する意見の募集を開始した(応募期間:令和3年4月19日~5月7日)。1997年に締結した「環境保護に関する南極条約議定書」では、南極地域において環境影響が一定程度以上となるおそれがある場合に、環境影響評価書案を作成し公表するとともに、意見を収集することとなっている。ニュージーランド国政府から送付された包括的環境影響評価書案は、既存のスコット基地について、施設や周辺設備が耐用年数に達し安全や環境へのリスクが増大していることから再開発を行うことに対するもので、南極環境に与える影響は、軽微又は一時的な影響を上回る可能性が高いが、安全性、環境保護などというプラスの影響が、マイナスの影響よりも大きいことから、推進するべきと結論したという内容。また、トルコ国政府から送付された包括的環境影響評価書案は、南極地域における研究・科学観測のための基地建設をおこなうものとなっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 南極 | 再開発 | トルコ | ニュージーランド | 包括的環境影響評価書案 | 南極条約議定書 | スコット基地 | 基地建設 | 科学観測
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