気象庁は、平成22年1月11日~12日にスイス・ジュネーブで開催された、「気候サービスのための世界的枠組み」に関する政府間会合において、同枠組みの「ハイレベルタスクフォース」の構成員として、(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の向井千秋氏が選ばれたと発表した。同枠組みは、平成21年に開催された「第3回世界気候会議」を踏まえた新たな取り組みで、気候予測の精度を高めるとともに、水資源管理や農業等の気候情報の利用者が使いやすい形で情報提供を行うことを目指すもの。今回のタスクフォースは、世界レベルの有識者から選任された16名で構成され、「枠組み」の具体的なあり方を検討する。その結果は、報告書としてまとめられ、次回世界気象機関(WMO)世界気象会議において、報告書に基づき、「枠組み」の構成と実施計画が採択される予定という。同庁は、今後も同枠組みに関する検討やその実施に積極的に協力していくという。
情報源 |
気象庁 報道発表資料(PDF)
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機関 | 気象庁 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 世界気象機関 | WMO | 気象庁 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | 気候予測 | 気候サービス | ハイレベルタスクフォース | 世界的枠組み | 向井千秋 |
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