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 気象庁、「第3回世界気候会議(WCC-3)」の開催結果を公表

発表日:2009.09.03


  気象庁は、平成21年8月31日~9月4日にスイスのジュネーブで開催された「第3回世界気候会議(WCC-3)」の結果を公表した。同会議では、世界気象機関(WMO)と他の国連機関、及び我が国を含む各国政府の協力により、政策決定のための気候予測(季節予報から10年規模の予測)をテーマとし、気候情報の利活用を通じた気候変動への適応や気候リスク管理の向上について議論が行われた。その結果、気候サービスの提供者と水資源管理や農業等の分野における利用者間の連携強化を通じて、利用者が意思決定に活用しやすい気候情報の提供を推進する「気候サービスのための世界的枠組み」を構築すること、及び、この枠組みの構築と実施に向けた検討を行うタスクフォースの設置を決定する「ハイレベル宣言」が採択された。これらの結果を受け、同庁は、枠組みの具体化の推進に向けて積極的に貢献していくという。

情報源 気象庁 報道発表資料
機関 気象庁
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | 世界気象機関 | WMO | 気象庁 | 気候情報 | 世界気候会議 | 気候サービス | リスク管理
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