東京都は、「東京都低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度」の一部改正を行い、新たに水素燃料ボイラーを対象に追加した。都では、平成21年3月にNOxとCO2の排出が少ない小規模燃焼機器を認定する「東京都低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度」を創設し、小規模燃焼機器から排出される窒素酸化物(NOx)及び二酸化炭素(CO2)の削減を推進している。平成25年には認定対象機器にコージェネレーションユニットを追加、令和元年9月には温水ボイラー及び業務用給湯器の対象規模を58kW以上から35kw以上に改正し、給湯器については業務用以外も対象とするなどの一部改正を行っていた。今回、制度の一部改正を行い、新たに低NOx・水素燃料使用の燃焼機器としての認証(グレードH)を設けた。水素燃料ボイラーは、燃焼時の生成物は水のみで、CO2排出はゼロとされている。そのため認定基準では、NOx排出濃度は50ppmとするが、燃焼時にCO2が排出されないことから「効率」の基準は設けない。水素エネルギーの普及拡大を図る取り組みであるという。
情報源 |
東京都 報道発表
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機関 | 東京都 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | CO2 | NOx | 東京都 | 小規模燃焼機器 | 水素燃料 | 東京都低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度 | 水素燃料ボイラー |
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